継続パターンの活用方法 15 - Wedgeパターン

ウェッジとは

コイン価格が狭いレンジで推移する中、安値同士、高値同士をそれぞれ結ぶことで、同方向に伸びながら次第に接近する2本の直線が描けます。この形状がウェッジパターンと呼ばれる理由です。

ウェッジは「上昇ウェッジ」と「下降ウェッジ」に分類されます。

• 上昇ウェッジ
  

• 下降ウェッジ
  

ウェッジの識別方法

ウェッジは幾何学的には三角形に似ていますが、ウェッジパターンとトライアングルとの違いは、2本の線が同じ方向に傾いている点です。

• 上昇ウェッジ

1. 主に上昇トレンドの中で現れます。
2. 各反発ごとに、前回より低い高値を付け、前回より低い安値まで下落します。
3. 全体の出来高が徐々に減少します。

• 下降ウェッジ

1. 主に下降トレンドの中で現れます。
2. 各反発ごとに、前回より高い高値を付け、前回より高い安値まで下落します。
3. 全体の出来高が徐々に減少します。

ウェッジの示唆

ウェッジの上側ラインを上抜けした場合は強気相場となり、投資家のロングが推奨されます。下側ラインを下抜けした場合は弱気相場となり、ショートが推奨されます。

応用例

ウェッジの上側ラインを上抜けした場合は強気相場となり、ロングポジションが有効となります。

ウェッジの下側ラインを下抜けした場合は弱気相場となり、ショートポジションが有効となります。

BTC取引での活用例

• 上昇ウェッジ

上図はGate Futures BTC/USDTの日足チャートです。2020年06月01日～2020年11月01日にかけて、コイン価格は最初上昇し、その後レンジで推移し、上昇ウェッジが形成されました。その後、価格が上昇ウェッジの上側ラインである$11,000を上抜けし、力強い上昇トレンドが始まりました。価格は最大$20,000まで上昇し、上昇率は107%に達しました。

• 下降ウェッジ

上図はGate Futures BTC/USDTの日足チャートです。2022年05月05日～2022年06月18日にかけて、コイン価格は急落し、その後レンジで推移し、下降ウェッジが形成されました。価格がウェッジの下側ラインである$29,500を下抜けした後、下落が続き、最安値は$17,800となり、下落率は42%に達しました。

まとめ

ウェッジ、フラッグ、トライアングルを用いてトレンドを予測し、賢く取引するための原則は、パターンの上側ラインを上抜けした場合はロング、下側ラインを下抜けした場合はショートです。

取引を始めるには、Gate Futuresプラットフォームでご登録ください。

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本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言とはみなされません。Gateはお客様の投資に対し一切の責任を負いません。テクニカル分析、市場判断、取引手法、トレーダーの体験談に関する記述は投資判断の根拠にはできません。投資にはリスクや不確実性が伴う場合があります。本記事は、いかなる投資リターンについても保証または示唆するものではありません。