今日チャートを見ていたなら、たぶん中東で起きていることがあるにもかかわらず、暗号資産がかなり堅調な一日になっているのに気づいたはずです。ビットコインは約$66.8Kあたり、イーサリアムは$2.04Kで推移していて、正直なところ、「なぜ暗号資産がリリ—(急騰・上昇)しているのか」を問いたくなる状況です。地政学的な緊張は通常、リスク資産の逆風になるからです。



結論から言うと?ここでの市場の動きはかなり興味深いものです。どうやらトレーダーが紛争を先回りして、事前にポジションを投げて(手仕舞いして)、そして恐れていたシナリオが想定ほどは最悪になっていないため、いま買い戻しているようです。原油価格は誰も予想していなかったほど大きく下落しており、ブレントは$78 and、WTIは$73です。みんなが身構えていた$100超からは程遠い水準でした。伝統的な市場もほとんど動揺していません。ダウは140ポイント安で済み、ナスダックは実際にプラス圏に転じています。マクロのリスクが、予想していたほど強く打撃しない場合、リスクオン資産は跳ね返りやすくなります。

さらに、この停戦(ceasefire)の物語が育ってきています。予測市場では、3月末までに停戦が成立する確率を46%として織り込んでおり、4月には66%へと跳ね上がっています。これが維持されるなら、市場への圧力はかなり緩みます。

でも、いま暗号資産市場が上に動いている「本当の」面白さは、マクロデータが実際に悪くないように見える点です。S&P Globalによると、2月の製造業PMIは50.4から51へ上昇し、ISMは51.7から52.4へと上向いています。こうした経済的な追い風は、通常、リスク選好を支えます。

そのうえで、大口勢がまだ資金を積み増しているのもポイントです。MicroStrategyは先週、3,000BTC以上を買い増しし、BitMineは50KETH以上を確保しました。彼らは紙の上では大きな損失を抱えているにもかかわらず、何十億ドルも投じています。こうした確信を伴う買いは、やはり重要になってきます。

とはいえ、ここから得られる示唆を読みすぎるのはやめたほうがいいでしょう。ここからは「死んだ猫の反発(dead-cat bounce)」になっているだけかもしれません。今日暗号資産が上がっている理由は、地政学的な緊張が再び高まったり、マクロデータが失望を招いたりすれば、持続しない可能性があります。ひとまず今は水準を注視しておく価値はありますが、近いうちに再びサポートを試しに行く展開になっても不思議ではないと思います。
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