この道のりを振り返ると、確かに多くの極端な瞬間を経験してきました。

財布に数十円しか残っていなかった時もありました。そのときは病気になったり、事故に遭ったりすることを恐れ、感情さえ持つ資格がないと感じていました。今振り返ると、その状態は今も鮮明に覚えています。その後、ひとまず成功を急ぐために近道を選びましたが、それは勇敢だったからではなく、退路がなかったからです。ただ前に進むしかなかったのです。

外から見ると、結果的に一気に成功したように見え、気持ちが良いでしょう。しかし、自分だけが知っているのは、一歩一歩が不確実の上に築かれていたことです。夜遅くまで起きて不安に苛まれ、何度も疑いながら、歩きながらも心は緊張していました。近道は楽ではありません。それは時間を圧縮し、一度にリスクを伴います。

今振り返ると、あの頃の日々をより大切に思います。懐かしさではなく、自分への戒めです。この道は簡単ではなく、今に至るまでには代償を払ってきたのです。