最近市場で面白いトレンドが出てきました——T+0取引が可能な株式ETFです。その日に買ってその日に売れるので、A株よりずっと柔軟です。今年取引が活発だった10銘柄をまとめてみました。インターネット、テクノロジー、医薬などの人気セクターを跨いでいます。

まずは中国関連と香港株から。513050中国概念インターネットETFはテンセントやアリババといった大手企業に重点投資しており、政策や米中関係の影響で価格変動が大きいので、デイトレード向きです。513180ハンセンテクノロジーと513770香港株インターネットはどちらも香港のテック大手をフォローしており、後者は規模が100億元を突破、1日の取引額は6億元以上で、流動性は抜群です。2025年にはこの2つの値動きが4%-6%に達する見込みで、短期チャンスも多いです。

細分化したセクターにも注目銘柄があります。159131は初の香港株IT ETFで、半導体産業チェーンに注目。520880は香港株のイノベーション医薬に特化しており、医薬セクターに興味がある方は要チェックです。

米国株関連では、513550米国消費ETFはアマゾン、テスラなどの消費リーダーをカバーし、米国経済指標と密接に連動しています。513100ナスダックETFは言うまでもなく、アップルやマイクロソフトが牽引し、AIテーマの追い風もあり、デイトレードでの差益余地が十分にあります。

他にもヘッジ向けの銘柄があります。518880ゴールドETFは上海ゴールドを追跡し、値動きが比較的穏やかなので、安定志向の方のサヤ取りに適しています。162411原油ETFはもっと刺激的で、地政学やOPEC政策の影響を受けて大きく変動します。最後に513290ハンセンバイオテクノロジーは香港株の医療業界に特化しており、ニュースによる動きが顕著です。

これらの銘柄はそれぞれ特徴があり、どの業界に詳しいかが鍵です。T+0取引をするには、対象銘柄についてある程度研究しておく必要があります。