クリプト界隈で長くやっていると、ある言葉は逆に理解した方がいいと気づく。

まずはDYOR——Do Your Own Research（自分で調べろ）。いかにも責任感ありそうに聞こえるよね？でも実際は「とりあえず自分で調べろって言っといたから、損しても俺に文句言うなよ」って事前の責任回避だ。ゼロになる時は、勉強しなかった自分が悪い、って話。

次にNFA、Not Financial Advice（投資助言ではありません）。これは免責の究極形。某草コインを全力で推す前に「NFA」と一言付け加えておけば、あなたがパンツ一丁になる頃には、あの人のアイコンはもう別モノに変わっている。

HODLはさらに笑える。もともと"Hold"のスペルミスなのに、いつの間にか"Hold On for Dear Life"（命がけで握り続けろ）なんて美化されてる——死ぬまで売るな！💎🙌 でもさ、そもそもこれはゼロサムゲーム。あなたが売らなきゃ、誰があなたの財布からお金を持っていくの？

「安全なエントリーポイントを探す」も名言だ。上がれば「先生の指示が神がかってた」、下がれば「あなたが“主観的な”安全ポイントで入らなかったのが悪い」。この責任転嫁、物理学も顔負け。

Up only？上がるだけで下がらない？ちょっと常識があればそんなのウソだと分かる。でも信じる人はいるんだよね。安心して、暴落は絶対にやってくる。ただ、時々遅れてやってくるだけ。🚀💥

To the moonはさらに名作——「次の100倍コインだ！」。でも99.9%の場合、ロケットが大気圏を抜ける前に燃料切れ。ヒューストン、トラブル発生、お金はもうない。

最後にBuy the dip、いわゆる「押し目買い」。安く買うチャンスに聞こえるけど、実際は落ちてくるナイフを素手で掴むだけ🔪。「みんな突撃！」と訳すと「早くババを引け…いや、早く乗り込め！」ってこと。

だから、次にこういう隠語を見かけたら、一歩引いて考えてみよう。クリプト界は涙を信じない。信じるのは、あなたの財布にまだお金が残っているかどうかだけだ。