この業界で8年も活動してきて、一番怖いのは相場の暴落じゃない。むしろ、口座の数字がどれだけ増えても、いざ現金化しようとした時に銀行から突然「口座異常」と言われることだ。

何十万円も利益を出した人が、出金時にカードが凍結されて、口座にお金はあるのに手が届かない…そんな体験をした人を何人も見てきた。その感覚は損するよりも辛い。

どうやって回避するか？自分がずっと使っている方法をいくつか紹介する。

**一度に大金を引き出さない**

資金があっても分割して引き出す。10万円の利益なら4回以上に分けて、1回につき最大で利益の3割までにする。そして毎回違うカードを使う。例えば今回は工行カード、次回は招行、その次は農商行のカードというふうに。

1回の取引金額は5万円以内に抑え、システムに「突然の大金」と思われないようにする。

**「普通」の取引リズムを作る**

毎週決まった曜日に操作する。自分は水曜日にしている。こうすると、しばらく経てば銀行のシステムも規則的な収入のある普通の人として認識してくれる。

もう一つの小技——地方銀行のカードは使いやすい。都市商業銀行や農村商業銀行は大手4行ほどリスク管理が厳しくないので、安心できる。

**専用カードを使い分ける**

自分は仮想通貨用に専用カードを作っている。お金が入金された後は3～7日ほど置いておき、すぐに普段使いのカードには移さない。

こうすれば万が一このカードに問題が起きても、日常生活用のメインカードには影響がない。つまり防火壁を作るイメージ。

**取引相手は慎重に選ぶ**

安さにつられて見知らぬ相手と取引しない。有名プラットフォーム認証済みの業者を選び、取引量や評価をチェック。もし相手の提示価格が市場価格より3%以上高ければ、ほぼ間違いなく怪しいので手を出さない。

1日に最大3回までの取引に抑えて、頻度を上げすぎない。

**焦らず、ゆっくりやる方が遠くまで行ける**

一度に全部出金しようと焦る人ほど、カードが凍結されて結局お金を出せなくなる。

この業界で一番大事なのは、どれだけ早く稼ぐかじゃなく、どれだけ長く生き残るか。

手間がかかっても分割して少しずつ進める方が、結局は最後に笑える。そういう「不器用」なやり方が一番強い。