気付きましたか？BCHはすでにひっそりと570という重要なネックラインを突破しています。次は、このサイクルの直近高値エリア——620から640の間——をテストする可能性が高いです。

この位置は簡単なものではありません。過去にもここで何度もトップを形成しており、抵抗はかなり強力です。もし価格が本当に640付近まで上昇したら、そこでショートポジションを仕込めば、かなりまとまった調整を狙える確率が高いと考えています。もしかしたら、それが局所高値でのショートとなるかもしれません。

今の市場環境を見てみましょう。多くのアルトコインが半値になっているのに、BCHは歴史的高値付近に接近しています。このような位置でショートを取るのは、リスクとリターンのバランスが実はかなり良いです。仮にすぐに相場が反転しなくても、直近高値の強い抵抗で少なくとも一度は調整が入るでしょう。

具体的な戦略としては、1倍レバレッジで長期ポジションを持つのをおすすめします。これならロスカットされず、メンタルも安定します。仮にダマシのブレイクで捕まっても、持ち続ければいいだけです。以前ZECをショートした時も、決着がつくまで丸3週間かかりました。いくつかのポジションは時間をかけて検証するしかなく、焦りは禁物です。

次にBTCについて。今回の反発は確かに勢いがあり、主な原動力はFRBの利下げ期待です。利下げ前はずっとメジャーコインのショートを勧めなかったのも、この大きな好材料を考慮していたからです。日本が突然利上げしたことで若干流れは乱れましたが、底値でロングの方向性は正しかったと今は思います。

現在BTCは93,000ドル付近の小さなレジスタンスに到達しており、一部ポジションを利確しても良いでしょう。もちろん、理想的なターゲットは97,000から98,000ドルの区間です。利下げまであと1週間あるので、もう少し様子を見てもいいでしょう。もしその価格帯に到達すれば、すぐにショートを仕込むのもアリです。上がり切れなくても問題ありません。利下げ直前の1～2日前に現値で長期ショートを構築すればOKです。

私の見立てでは、利下げが実施されて好材料が出尽くした後、市場は10%から20%、場合によってはそれ以上の深い調整を迎える可能性が高いです。これが直近で最大のチャンスになるはずなので、皆さんもぜひタイミングをしっかり掴んでください。