1. BTCの週足は現在も横ばいの矩形レンジで推移しており、下降トレンドライン（約92,500～93,000）が重要なレジスタンス、ボリンジャーバンドの下限88,000が重要なサポートとなっています。日足は三角持ち合いのレンジにあり、三角上辺（ボリンジャーバンド上限）を上抜ければ、目標は96,000～100,000レンジ（FVGギャップおよびフィボナッチ0.5～0.618を含む）となります。逆に三角下辺（ボリンジャーバンド中央線）を下抜けた場合は、レンジ内のもみ合いが継続し、方向性が明確になるのを待つことになります。日足のMACDとRSIはゴールデンクロスを形成しており、短期的には上昇継続が見込まれ、短期では4時間足レベルのチャンスに注目できます。

2. 短期的に見ると、BTCの4時間足は全体としては上昇トレンドチャネル内で推移していますが、直近の動きでは下降チャネルを形成しています。下降チャネル上限（約92,000、同時に上昇チャネルの中間線）を突破できれば、上昇フラッグを形成する可能性があり、目標は97,000付近（上昇チャネル上限のレジスタンスゾーン）となります。もし調整が入る場合は、上昇チャネル下限86,500付近のサポートに注目が必要であり、これを明確に下抜けると、大きな下落フラッグの動きに発展する可能性があります。

3. SUIについては、グレースケールによるSUI ETF申請が好材料となり、週足で下降チャネルをブレイクして3連続陽線を記録しています。2ドルが重要なレジスタンス（MトップのネックラインおよびFVGギャップが重なる）です。日足ではWボトムをブレイクした後にリターンムーブが成功し、全体的にレンジを上抜けての上昇傾向が続くとみられます。4時間足レベルでは依然として下降チャネルのリバウンド局面にあり、1.63のレジスタンス突破に注目、突破後はフラッグ上昇相場が訪れる可能性があります。