本日、米国SEC議長は金融システムが暗号資産へと移行すると発言した一方で、中国人民銀行は13ヶ月連続で金を増持しており、世界は金融の分岐点に立っています。米国が暗号資産を受け入れるのは、ステーブルコインがドル覇権の完璧なデジタル延伸であり、ドルのグローバルな流動性をより効率的に高められるからです。しかし、これにはリスクも伴い、例えば金融政策の効果が弱まる可能性があります。中国が金を増持するのは防御的な主権の主張であり、地政学的リスクが高まる時代において、金は唯一信用システムに依存しない資産です。ただし、金は流動性が低いため、中国はデジタル人民元や多国間の中央銀行デジタル通貨ブリッジにも取り組み、第三の道を切り開いています。個人にとっては、BTCはデジタルリスク資産であり、金は両面性を持っています。盲目的にどちらかに付くのではなく、分化のロジックを理解し、ヘッジのあるポートフォリオを構築することが重要です。木森をフォローして、リスクを避け、市場のチャンスをつかみましょう！