12月10日午前3時、FRBがまた動きを見せます。

パウエル議長は今回は0.25%の利下げを実施。市場は即座にいくつかの派閥に分かれました。ナスダックは直接的にお祭り騒ぎとなり、ドル指数は再び弱含み、ビットコインは高値を狙って準備万端。金も利下げ期待で一気に上昇しました。

興味深いのは、FRB内部でも異論が出ていることです。タカ派代表のミシェル・ボウマンは、さらなる利下げに明確に反対。インフレが完全に抑え込まれていないことを懸念しています。しかし、パウエル議長はこうした雑音をあまり気にしていない様子。どうせ来年トランプが大統領に返り咲けば、政策の方向性はホワイトハウスのツイート次第です。

暗号資産市場のトレーダーたちはすでに準備万端。ライブ配信を徹夜で張り込む人もいれば、事前にストップロス注文を入れて寝る人も。利下げは仮想通貨業界にとって追い風か、それとも逆風か？短期的には価格を押し上げる可能性があるものの、ドル安は資金のリバランスを引き起こす恐れも。

ビットコイン、XRP、その他のアルトコインも、ここ数日は大きく動くことは間違いありません。あなたは政策の流れに乗ってトレードをする派？それとも静観して嵐が過ぎるのを待つ派？

午前3時の決定が、これから数週間の相場の方向性を左右するかもしれません。