Robinhoodが正式に東南アジア市場に参入しました。

このアメリカの証券会社は、インドネシアの2社――証券ブローカーのBuana Capital Sekuritasと、ライセンスを持つ暗号資産取引業者のPedagang Aset Kripto――の買収を発表しました。取引は来年前半に完了する予定ですが、具体的な金額は明かされていません。

注目すべきなのは、この2社の大株主であるPieter Tanuri氏が撤退せず、むしろRobinhoodの戦略顧問に就任することです。このアレンジは非常に賢明です――地元のリソースや人脈を維持しつつ、インドネシアの規制環境に精通したキーパーソンの力を借りることができます。

インドネシアは東南アジア最大の経済大国で、若年人口のボーナスも顕著、暗号資産市場の潜在力も大きい。Robinhoodの今回の一手は、米国でのやり方――株式と暗号資産のワンストップサービス――をアジア太平洋地域で再現しようという狙いが明確です。