メモリ業界で大きなニュースが飛び込んできました。大手半導体メーカーが、コンシューマー向けストレージブランドの終了を正式に発表しました。そう、きっとあなたもRAMやSSDを買ったことのある、あのブランドです。

スケジュールは？2026年2月までは注文の対応を続けますが、その後はコンシューマー部門は完全に終了となります。戦略的な方向転換だそうです。今や本当の利益はエンタープライズ分野にある、ということでしょう。

ここで興味深いのは、単なる撤退そのものではなく、そのシグナルです。老舗のハードウェアメーカーがリテール顧客を手放す時、それはたいてい利益が枯渇したか、より大きなチャンスを別に見つけたということ。データセンター？AIインフラ？どちらもありえます。

このメーカーの製品に頼ってマイニングリグやノードを運用している方は、代替サプライヤーを探す猶予が約1年あります。緊急事態ではありませんが、覚えておく価値はあります。コンシューマーストレージ市場から、一つの重量級ブランドが消えることになりました。