米国の住宅購入者は年齢が上昇している—非常に高齢化している。中央値の年齢はついに61歳に達し、初めての購入者の割合は歴史的に21％に低下した。

そして驚くべきことに、トランプ政権は50年ローン計画を導入しようとしている。そう、半世紀かけて住宅を返済するというものだ。

初めての購入者もこれまでになく高齢化している。住宅の手頃さが危機的なレベルに達する中、参入障壁はますます高くなっている。平均的な購入者が退職年齢に達し、新規購入者が市場のわずか5分の1しか占めていない状況では、根本的に何かがおかしい。

50年ローンは一見すると安心に思えるかもしれないが、実際には痛みを二世代にわたって引き延ばしているだけだ。月々の支払いは楽になるかもしれないが、その分長期的には利子を何倍も支払うことになる。これは構造的な傷に対する絆創膏に過ぎない。

本当の問題は何か：私たちは住宅危機を解決しているのか、それともただ長く借金に縛られ続けることを容易にしているだけなのか。