* Stripeは、ステーブルコイン関連の機能強化を進めている。* 新サービス「Stablecoin Financial Accounts」で、企業はステーブルコインの保有・送金が可能に。* パトリック・コリソンCEOは、ステーブルコインとAIについて「1つだけでなく、2つの強烈な追い風」と述べた。米決済大手Stripe(ストライプ)は、ステーブルコイン関連の機能を強化し、企業がステーブルコインで支払いを受け取り、保有するサービスを提供する。ステーブルコインプラットフォームBridge(ブリッジ)の買収に続き、同社は5月8日、ステーブルコインを活用した新たな資金管理サービス「Stablecoin Financial Accounts」を発表した。年次イベント「Sessions」で、同社CEOのパトリック・コリソン(Patrick Collison)氏は、ステーブルコインとAIについて「1つだけでなく2つの強烈な追い風、従来のスケールをはるかに超え、経済環境を劇的に変革している」と述べた。「当社は、データと同じようにプログラムで操作・管理できる金融サービスを提供するために、プログラマブルな金融サービスを構築している」と同社プロダクト&ビジネス担当プレジデントのウィル・ゲイブリック(Will Gaybrick)氏は続けた。Stripeは最近、米国、英国、EU以外の企業を対象に、新たなステーブルコイン決済のパイロットプログラムを準備していると発表した。▶関連記事:Visa、ステーブルコイン対応カード発行プロダクトを展開──米Stripe傘下のBridgeと提携ビットコイン(BTC)のような暗号資産が持つ価格ボラティリティから切り離されたステーブルコインは、ブロックチェーン技術の有望なユースケースとして注目されている。Citiは、ステーブルコイン市場は2030年までに3.7兆ドル(約530兆円)の市場規模に成長し、現在の2400億ドル(約35兆円)から15倍に拡大すると予測している。
Stripe、ステーブルコイン活用の決済サービス発表──「強烈な追い風」CEO | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
米決済大手Stripe(ストライプ)は、ステーブルコイン関連の機能を強化し、企業がステーブルコインで支払いを受け取り、保有するサービスを提供する。
ステーブルコインプラットフォームBridge(ブリッジ)の買収に続き、同社は5月8日、ステーブルコインを活用した新たな資金管理サービス「Stablecoin Financial Accounts」を発表した。
年次イベント「Sessions」で、同社CEOのパトリック・コリソン(Patrick Collison)氏は、ステーブルコインとAIについて「1つだけでなく2つの強烈な追い風、従来のスケールをはるかに超え、経済環境を劇的に変革している」と述べた。
「当社は、データと同じようにプログラムで操作・管理できる金融サービスを提供するために、プログラマブルな金融サービスを構築している」と同社プロダクト&ビジネス担当プレジデントのウィル・ゲイブリック(Will Gaybrick)氏は続けた。
Stripeは最近、米国、英国、EU以外の企業を対象に、新たなステーブルコイン決済のパイロットプログラムを準備していると発表した。
▶関連記事:Visa、ステーブルコイン対応カード発行プロダクトを展開──米Stripe傘下のBridgeと提携
ビットコイン(BTC)のような暗号資産が持つ価格ボラティリティから切り離されたステーブルコインは、ブロックチェーン技術の有望なユースケースとして注目されている。Citiは、ステーブルコイン市場は2030年までに3.7兆ドル(約530兆円)の市場規模に成長し、現在の2400億ドル(約35兆円)から15倍に拡大すると予測している。