* ブラックロックのIBITは、ビットコインの価格下落にもかかわらず、年初来の資金流入額でSPDRゴールドトラストを凌駕した。* 堅調な資金流入は、機関投資家がビットコインの長期的な見通しに自信を持っていることを示している。ゴールド(金)の価格は今年に入ってからほぼ29%急騰し、ビットコイン(BTC)の3.8%の上昇を大幅に上回っている。それでも、投資家たちの最大の暗号資産(仮想通貨)をポートフォリオに追加する意欲は衰えていない。ブラックロック(BlackRock)のビットコイン現物ETF(上場投資投資)のIBITは、ブルームバーグ(Bloomberg)のシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏のデータによると、年初からの純流入額で69億6000万ドル(約1兆92億円、1ドル=145円換算)を記録し、すべてのETF中で6番目の規模となった。世界最大の現物担保型のゴールド(金)ETFであるSPDRゴールド・トラストは純流入額65億ドル(約9425億円)で7位に後退した。IBITの好調は、ビットコインの長期的な見通しに対する機関投資家の持続的な信頼を示している。ゴールド価格は3385ドル付近まで上昇したが、これは国際貿易摩擦、インフレ懸念の再燃、地政学的な緊張が主な要因だ。一方、デジタルゴールドと呼ばれるBTCは1月に記録的な高値を付けたものの、現在はその水準を10%以上下回っている。「その状況下でより多くのキャッシュを調達することは、長期的な観点では非常に良い兆候であり、BTC ETFの運用資産残高(AUM)が3年から5年でゴールドの3倍に達するという当社の予測に自信を与えるものだ」とバルチュナス氏はXで述べた。[年初来の純流入額上位のETF。:Eric Balchunas/Bloomberg]**【あわせて読みたい】**ビットコインとは ビットコイン 購入 ビットコイン取引所
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来の資金流入額で世界最大の金ファンドを上回る | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
ゴールド(金)の価格は今年に入ってからほぼ29%急騰し、ビットコイン(BTC)の3.8%の上昇を大幅に上回っている。それでも、投資家たちの最大の暗号資産(仮想通貨)をポートフォリオに追加する意欲は衰えていない。
ブラックロック(BlackRock)のビットコイン現物ETF(上場投資投資)のIBITは、ブルームバーグ(Bloomberg)のシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏のデータによると、年初からの純流入額で69億6000万ドル(約1兆92億円、1ドル=145円換算)を記録し、すべてのETF中で6番目の規模となった。世界最大の現物担保型のゴールド(金)ETFであるSPDRゴールド・トラストは純流入額65億ドル(約9425億円)で7位に後退した。
IBITの好調は、ビットコインの長期的な見通しに対する機関投資家の持続的な信頼を示している。ゴールド価格は3385ドル付近まで上昇したが、これは国際貿易摩擦、インフレ懸念の再燃、地政学的な緊張が主な要因だ。一方、デジタルゴールドと呼ばれるBTCは1月に記録的な高値を付けたものの、現在はその水準を10%以上下回っている。
「その状況下でより多くのキャッシュを調達することは、長期的な観点では非常に良い兆候であり、BTC ETFの運用資産残高(AUM)が3年から5年でゴールドの3倍に達するという当社の予測に自信を与えるものだ」とバルチュナス氏はXで述べた。
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