LINE NEXTとKaia DLT財団、テザーと連携──USDTをMINI Dappでの決済手段に | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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LINE NEXTとKaia DLT財団、テザーと連携──USDTをMINI Dappでの決済手段に

LINEヤフーのグループ会社、LINE NEXTは5月8日、Kaia DLT財団(以下、Kaia財団)とともに、Tether(テザー)社と連携し、米ドル建てステーブルコイン「USDT」のLINE NEXTプラットフォーム上での提供を開始すると発表した。

USDTをLINEメッセンジャー基盤の多様なWeb3サービスと連携させることで、より手軽にWeb3サービスを利用できる環境を構築していくという。まずは、LINE上のMini Dappとウォレットに、Kaiaブロックチェーンネットワーク上で発行されるUSDTを連携させ、決済・送金手段として提供する予定だ。

昨日7日、Kaia財団は「Tether(テザー)、KaiaネットワークにUSDtを導入:アジア展開に注力」とのリリースを発表。「KaiaがLINE NEXTと共同で構築したLINEメッセンジャー内のWeb3プラットフォーム「Dappポータル」や、カカオ(Kakao)エコシステムの国内外サービスプラットフォームを活用し、積極的にサービス展開を進めていく予定」と記していた。

Mini DappのリワードとしてUSDTを提供

今日のリリースは、こうした動きをLINE NEXT側からも認めたものだ。リリースでは「また、Mini Dapp内でUSDTをリワードとして提供することで、ステーブルコインを日常的に使える体験を提供します。今回の連携により、KaiaのUSDTが安定した取引手段となり、アジア圏におけるWeb3体験の大衆化を一層推進します」と述べている。

LINEのMini Dappはリリースによると、1月のローンチ以降、累計5000万回利用を突破し、韓国・日本・台湾で「急成長を遂げて」いるという。

LINE NEXT代表のコ・ヨンス氏は「USDTの導入により、アジアにおけるドルのゲートウェイを提供していきたいと考えています。ステーブルコインベースのサービスを導入し、Web3サービスを日常生活の中で自然に利用できるようにしていくことが私たちの目標です」と述べている。

日本での展開は

USDTは、世界最大のステーブルコインだが、日本国内では取り扱われていない。グローバルで見れば、暗号資産取引におけるペア資産として大規模に利用されているものの、一方で、準備金や運営の不透明性を指摘する声もあった。

テザー社は、米国で整備が進むステーブルコイン規制をクリアするために、米国向けステーブルコインを発行する動きを進めている。

▶関連記事:テザー社の米国向けステーブルコイン、今年末にもローンチか:CEOのパオロ・アルドイノ氏

今回のリリースには、日本でのUSDTの取り扱い、展開などについては具体的に触れられていない。詳細が分かり次第、別途、お伝えする。

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