アメリカとイランの衝突が交渉段階に入り、イランはパキスタンを通じてアメリカに10項目の停戦案を提示した。ホルムズ海峡の開放と引き換えに永久停戦、包括的制裁の解除、テヘランの同盟国への攻撃の停止を求めるという。アメリカ大統領のトランプは、これが「重要な一歩」であるとしながらも、方案はなお理想的ではないと強調し、交渉が4月8日の期限までに合意に至らなければ、アメリカ軍がイランの橋梁と発電所を攻撃すると再度表明した。
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イランが「10項目の停戦案」を投げる、目的は戦争を永久に終結させること
アメリカがイスラエルと連携してイランに対する軍事行動を開始してからすでに1か月が経過したが、双方はホルムズ海峡の開放の是非をめぐって膠着状態が続いている。これまでにイランはホルムズを封鎖して、世界の約20%の石油供給を遮断し、国際エネルギー市場に打撃を与えたほか、イランが持つ最も威嚇力のある交渉カードにもなっている。
先に、アメリカはパキスタン経由でイランに対して15項目の和平案を伝え、核施設の解体、武装勢力の解散、ホルムズの開放を求めた。イランはこれを「現実的ではない」として突っぱねて拒否した。いまイランが提示した10項目の停戦案も、同様にパキスタンを通じて伝えられた。外部で噂される45日間の停戦協定を明確に拒否し、代わりに戦争状態を永久に終わらせることを求めている。
案の内容:200万ドルの通行料で戦争賠償に代える
イランの10項目の案は具体的に以下のとおり:
イランが今後二度と攻撃を受けないことを保証する
戦争は永久に終結させる。単なる停火ではない
イスラエルによるレバノンでの空爆をすべて停止する
イランに対するすべての制裁を解除する
イランの同盟国へのあらゆる攻撃を停止する
見返りとして、イランはホルムズ海峡を開放する
イランはすべての船に対して1隻あたり200万ドルの通行料を課す
イランはこれらの費用をオマーンと均等に分担する
イランはホルムズを安全に航行するための船舶の保護を提供する
通行料はイランのインフラ復興に用いられ、米側に戦争賠償を求めることはしない
トランプ:「重要な一歩だが、まだ十分ではない」
トランプはこれに対し、記者会見でこの案への回答として「これは重大な提案であり、重要な一歩だが、まだ十分に良くはない。」と述べた。さらに、交渉が米東部時間4月7日夜8時(台湾時間4月8日午前8時)までに合意に達しなければ、米軍はイラン国内のすべての橋梁と発電所を破壊すると強調した。「イランはおそらく100年かけてしか再建できない。」
ある米国当局者は、イランの提案を「出し惜しみしない(maximalist)」ものだと評し、またイスラエルの当局者も、首相ベンヤミン・ネタニヤフがトランプに電話をかけ、この停戦協議に対する懸念を伝え、ホワイトハウスにこの案を拒否するよう求めたことを明らかにした。
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イランは自らが優勢だとみなし、交渉の見通しはなお不透明
ニューヨーク・タイムズの分析によれば、イランが強硬な条件を出すことに踏み切れた理由は、同国が現時点で戦場で優位にあると自負しているためだという。「ホルムズ海峡の封鎖は、世界のエネルギー供給網を困難に陥れた。これによって、イランは米国との交渉の席でより強い根拠を持てている。」
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現在、双方はパキスタンなどの仲介者を通じて引き続き間接的にやりとりしているものの、イラン外務省は、情報のやりとりが正式な交渉を意味するわけではないと強調している。トランプの最後通牒の期限が迫る中で、米イの間で期限前に合意を見いだせるかどうかは、なお未解決の問題だ。
この記事 イランが10項目の停戦案「ホルムズ海峡を開放して永久停戦」 トランプ:「まだ十分に良くない」 最初に出現:鏈新聞ABMedia。