LayerZero、2025年4月17日にOTC資金調達で5,500万米ドルを獲得

業界メディアの報道によると、LayerZeroは2025年4月17日にOTC（店頭取引）による資金調達で5,500万米ドルを獲得し、Andreessen Horowitzがリード投資家を務めました。本ラウンド後、LayerZeroの累計調達額は3億1,600万米ドルに達しています。LayerZeroは、軽量なクロスチェーンメッセージングに特化したオムニチェーン相互運用プロトコルです。同プロトコルは、一連の効率的かつアップグレード不可なスマートコントラクトを通じて、信頼性の高い構成可能なメッセージ伝送を実現します。開発の歩みを振り返ると、LayerZeroは近年、重要な節目を多数達成しています。2021年9月に600万米ドルのシリーズAラウンド、2022年3月に1億3,500万米ドルのシリーズA1ラウンド、2023年4月には1億2,000万米ドルのシリーズBラウンドを完了しました。特筆すべきは、2022年11月にFTXの持分を全額買い戻ししたことで、同社の堅実な財務基盤が強調されています。2024年はLayerZeroにとって転換点となる年でした。ネイティブトークン「ZRO」が6月19日にエアドロップを開始し、その後複数の主要取引所に上場しました。さらに、エコシステムプロジェクト「SCR」も2024年10月に大手取引所からサポートを獲得しています。これらの重要な進展は、LayerZeroがクロスチェーン相互運用領域で主導的な地位を確立し、業界全体のブロックチェーン接続性に対する重要なソリューションを提供していることを示しています。