BIO Protocol、2025年9月17日にシード資金調達で690万米ドルを確保

業界報道によると、BIO Protocolは2025年9月17日に実施したシード資金調達ラウンドで690万米ドルを調達しました。本ラウンドの投資家には、Maelstrom Capital、Mechanism Capital、Animoca Brands、Zee Prime Capital、Mirana Ventures、Foresight Ventures、Big Brain Holdings、Panga Capitalが含まれます。今回の調達により、BIO Protocolの累計資金調達額は1,786万米ドルとなりました。BIO Protocolは、分散型サイエンス（DeSci）に特化した金融レイヤープロトコルであり、オンチェーン科学研究への資本と人材の流入を加速させることを目的としています。BIO Protocolのオークション型契約を通じて、bioDAOは研究プロジェクトや知的財産資産、その他バイオテクノロジー関連組織への資金調達とリソース配分を直接行うことが可能です。注目すべき点として、BIO Protocolは2024年以降急速な発展を遂げています。同プロジェクトは2024年に2度のパブリック資金調達ラウンドを完了し、それぞれ622万米ドルと474万米ドルを調達しました。2025年初頭にはBIOトークンが複数の主要取引所に上場され、同年4月には新たなローンチパッドを備えたアップグレード版プロトコル「Bio V1」をローンチしました。トークノミクスの管理強化のため、チームとアドバイザーのトークンについて2025年5月にリニアアンロックの導入および解禁延期を提案しています。プロジェクトの進捗は業界内で広く認知されており、Coinbaseのアセットロードマップにも採用されています。バイオテクノロジーとブロックチェーン技術の融合が進む中、本資金調達はバイオテック研究向けにより透明性と効率性の高い資金供給チャネルを提供することで、分散型サイエンスのさらなる発展を促進するものとなります。